生きたクマから胆汁を抜き取ることの是非が中国で議論になっている. 胆汁を原料とする漢方薬は心臓病や肝臓病に効くとされ、国内で約1万頭が飼育されているが、「動物虐待だ」として中止を求める声が高まりつつある. 中国国家林業局の統計によると、乱獲で減少したため、漢方薬メーカーなど68社がクマ牧場を運営している. virinana ツキノワグマ約600頭を飼育している福建省恵安県の牧場では、朝晩2回エサを与える間、あらかじめ腹に埋め込んであるチューブに金属製の管を差し込み、約70ミリリットルの胆汁を採取している. ナイキズームHyperfuse Rajo 牧場を営む漢方薬メーカーによると、クマが採取中に暴れることはないといい、「痛みは無いだろう」と説明している.